ピアノスケール鍵盤図
※ 「音を出す」をオンにすると、鍵盤をタップして音を確認できます。横にスクロールできます。
使い方と鍵盤図の見方を見る
このピアノ音階一覧でできること
12キー×12種=144通りの音階を、鍵盤図・調号・音の3つで無料確認できます。長調12・短調12の24調はすべて含まれ、インストールも登録も不要です。
構成音に印がつく鍵盤図は1〜3オクターブに切り替えられ、度数・音名・ドレミの表示を選べます。同じ画面にそのキーの調号(♯・♭)が五線譜で出るので、楽譜での書かれ方まで一度に確認できます。鍵盤をタップすれば単音が鳴り、「順に再生」で音階をドレミ順に、ダイアトニックコードを和音で聴けます。音名は英米式(C)・日本式(ハ)・ドイツ式(ツェー)を切り替えられ、鍵盤図はPNGで保存して印刷できます。
使い方は3ステップ
キーを選ぶ、スケールの種類を選ぶ、鍵盤を見る。この3つでその音階の音が並びます。
- キーを選ぶ:C から B まで12個から選びます。曲のキー(調)にあたる音です。
- スケールの種類を選ぶ:メジャー、ナチュラルマイナーなど12種類から選びます。
- 鍵盤を見る:印がついた鍵盤がその音階の構成音です。横にスクロールでき、1〜3オクターブに広げられます。
12キー×12種類なので、144通りの音階を鍵盤図で引けます。同時に調号(ト音記号の♯・♭)も表示されるので、譜面での書かれ方まで一度に確認できます。
12キー×24調の音階一覧表(構成音と調号)
長調12とその平行短調12、合わせて24調を1つの表にまとめました。調号が同じ長調と短調は使う7音がまったく同じで、短調はその7音を6番目の音から並べ直したものです。
| 調号 | 長調 | 日本式 | 構成音(長調) | 平行短調(同じ7音) |
|---|---|---|---|---|
| なし | C メジャー | ハ長調 | C D E F G A B | A マイナー(イ短調) |
| ♯1 | G メジャー | ト長調 | G A B C D E F♯ | E マイナー(ホ短調) |
| ♯2 | D メジャー | ニ長調 | D E F♯ G A B C♯ | B マイナー(ロ短調) |
| ♯3 | A メジャー | イ長調 | A B C♯ D E F♯ G♯ | F♯ マイナー(嬰ヘ短調) |
| ♯4 | E メジャー | ホ長調 | E F♯ G♯ A B C♯ D♯ | C♯ マイナー(嬰ハ短調) |
| ♯5 | B メジャー | ロ長調 | B C♯ D♯ E F♯ G♯ A♯ | G♯ マイナー(嬰ト短調) |
| ♯6 | F♯ メジャー | 嬰ヘ長調 | F♯ G♯ A♯ B C♯ D♯ E♯ | D♯(=E♭)マイナー(嬰ニ短調=変ホ短調) |
| ♭1 | F メジャー | ヘ長調 | F G A B♭ C D E | D マイナー(ニ短調) |
| ♭2 | B♭ メジャー | 変ロ長調 | B♭ C D E♭ F G A | G マイナー(ト短調) |
| ♭3 | E♭ メジャー | 変ホ長調 | E♭ F G A♭ B♭ C D | C マイナー(ハ短調) |
| ♭4 | A♭ メジャー | 変イ長調 | A♭ B♭ C D♭ E♭ F G | F マイナー(ヘ短調) |
| ♭5 | D♭ メジャー | 変ニ長調 | D♭ E♭ F G♭ A♭ B♭ C | B♭ マイナー(変ロ短調) |
たとえば調号なしの行なら、Cメジャーは C から、平行短調のAマイナーは同じ7音を A から並べます。ツールでキーをAに、スケールをナチュラルマイナーにすると、鍵盤図の印がCメジャーとまったく同じ位置に出るのが確かめられます。この24調のほかに、ハーモニックマイナー・メロディックマイナー・教会旋法5種・ペンタトニック2種・ブルーススケールも同じ12キーで選べます。合わせて144通りです。
ピアノの音階は長調12・短調12の24調
音階とは、音を高さの順に並べたひとまとまりのことです。ピアノでは1オクターブが12音なので、出発点を変えると12通りの音階ができます。
いちばん基本になるのが長音階(メジャースケール)と短音階(マイナースケール)で、それぞれ12キーずつ、合わせて24調あります。長音階は「全・全・半・全・全・全・半」、短音階は「全・半・全・全・半・全・全」という音の間隔でできていて、この間隔が変わらないまま出発点だけがずれていきます。
このツールでキーをC→C♯→D…と順に切り替えると、白鍵と黒鍵の落ちる位置だけが変わり、音と音の距離は同じままだと目で確認できます。
短音階には3つの種類がある
短音階だけは3種類あり、7番目の音(と6番目の音)の扱いが違います。
| 種類 | 特徴 | 使われる場面 |
|---|---|---|
| ナチュラルマイナー | 調号どおりの、そのままの短音階 | 基本形。ポップスやロックで多い |
| ハーモニックマイナー | 7番目の音を半音上げる | 主音へ戻る力が強くなる。クラシックの定番 |
| メロディックマイナー | 6番目と7番目を半音上げる | 上行のときになめらかに聞こえる |
3つを順に切り替えて「順に再生」で聴き比べると、変わっているのが後ろの1〜2音だけだと耳で分かります。
選べるスケール12種類の一覧
長音階・短音階3種のほかに、教会旋法5種とペンタトニック2種、ブルーススケールが入っています。構成音はCキーで表示したときのものです。
| スケール | 音数 | Cキーの構成音 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| メジャースケール | 7 | C D E F G A B | 明るく安定した響き。すべての調の基準 |
| ナチュラルマイナー | 7 | C D E♭ F G A♭ B♭ | 暗く切ない響き。マイナーキーの基本形 |
| ハーモニックマイナー | 7 | C D E♭ F G A♭ B | 第7音だけ半音上げ。クラシックらしい劇的な響き |
| メロディックマイナー | 7 | C D E♭ F G A B | 第6・7音を半音上げ。上行がなめらか |
| ドリアン | 7 | C D E♭ F G A B♭ | マイナーの第6音を半音上げ。おしゃれな響き |
| フリジアン | 7 | C D♭ E♭ F G A♭ B♭ | 第2音が♭9。スパニッシュやメタルの緊張感 |
| リディアン | 7 | C D E F♯ G A B | メジャーの4thを半音上げ。♯11の浮遊感 |
| ミクソリディアン | 7 | C D E F G A B♭ | メジャーの7thを半音下げ。ブルース寄り |
| ロクリアン | 7 | C D♭ E♭ F G♭ A♭ B♭ | 5thが半音下がり中心感が弱い。m7♭5の上で使う |
| メジャーペンタトニック | 5 | C D E G A | メジャーから4thと7thを抜いた5音。外しにくい |
| マイナーペンタトニック | 5 | C E♭ F G B♭ | ロック・ブルースの中心。アドリブの入口 |
| ブルーススケール | 6 | C E♭ F G♭ G B♭ | マイナーペンタに♭5のブルーノートを追加 |
ドリアン・フリジアン・リディアン・ミクソリディアン・ロクリアンの5つが教会旋法(モード)です。どれもメジャースケールの出発点をずらしてできる音階で、1音だけ違うものが多いので、切り替えて鳴らすと違いがつかめます。
調号でキーを見分ける
画面の「KEY SIGNATURE/調号」に、そのキーの♯・♭が五線譜で表示されます。
楽譜の左端についている♯や♭の並びが調号です。数と並び順はキーごとに決まっているので、これを覚えると楽譜を開いた瞬間にキーが分かります。♯が付く順番はファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ、♭が付く順番はその逆でシ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファです。
キーを切り替えながら調号と鍵盤図を見比べると、「♯が1つならソから始まる音階(ト長調)」というつながりが自然に入ります。
音名を英米式・日本式・ドイツ式で切り替える
同じ音でも、どの表記で習ったかによって呼び方が変わります。3方式を切り替えて対応を確認できます。
| 方式 | ドの音 | Cメジャーの呼び方 |
|---|---|---|
| 英米式 | C | Cメジャー |
| 日本式 | ハ | ハ長調 |
| ドイツ式 | C(ツェー) | C dur(ツェー・ドゥア) |
学校の音楽では日本式(ハ長調・イ短調)、コード譜では英米式(C・Am)、吹奏楽やクラシックの現場ではドイツ式が使われがちです。同じ音階を3通りで見ておくと、どの場面でも迷わなくなります。
度数・音名・ドレミを切り替える
形で覚えたいときは度数、譜面と照らすときは音名です。
| 表示 | 鍵盤に出るもの | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 度数 | 1・2・3…や♭3などの記号 | キーを変えても同じ形だと確認したいとき |
| 音名 | C・D・E などのアルファベット | コード譜や他パートと照らすとき |
| ドレミ | ド・レ・ミ の日本語表記 | アルファベットにまだ慣れていないとき |
ダイアトニックコードも同時に出せる
「DIATONIC CHORD/ダイアトニックコード」で、その音階だけを使って作れる7つのコードが並びます。
3和音と7thを切り替えられ、「コードを鳴らす」で響きも確認できます。Cメジャーなら C・Dm・Em・F・G・Am・Bdim の7つで、音階を選んだ時点で使えるコードが決まる、という関係がそのまま画面で見えます。
鍵盤の範囲・画像保存・全画面
- 鍵盤の範囲:1〜3オクターブを切り替えられます。スマートフォンでは狭いほうが1鍵ずつ大きく見えます。
- PNGで保存:表示中の鍵盤図を画像として保存できます。印刷して譜面台に置けます。
- 全画面:鍵盤だけを大きく表示します。横向きにすると見やすくなります。
よくある質問
音階とは何ですか?
音を高さの順に並べたひとまとまりのことです。1オクターブの中から一定の間隔で音を選び、出発点(主音)から順に並べたものを指します。ピアノでは1オクターブが12音あるので、同じ並べ方でも出発点を変えると12通りの音階ができます。
音階とスケールは違うものですか?
同じものです。「音階」は日本語、「スケール」は英語の scale をそのままカタカナにした言い方で、どちらも音を高さの順に並べたひとまとまりを指します。
7つの音階とは何ですか?
ふつうは音階を作る7つの音、ドレミファソラシのことを指します。メジャースケールもナチュラルマイナーも1オクターブの中の7音でできています。なお「教会旋法の7種類」を指して7つの音階と呼ぶこともあります。
ドレミファソラシドの音階名は?
Cメジャースケール、日本式ではハ長調です。音名はC・D・E・F・G・A・Bで、日本式ではハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロにあたります。ピアノでは白鍵だけで弾ける唯一の長音階です。
ピアノの音階は何種類ありますか?
このツールでは12種類のスケールを12キーで選べるので、144通りです。内訳は長音階1・短音階3(ナチュラル/ハーモニック/メロディック)・教会旋法5・ペンタトニック2・ブルース1の12種類です。
長調と短調はどこが違うのですか?
3番目の音の高さが違います。長調(メジャー)は主音から4半音上、短調(マイナー)は3半音上です。この半音1つの差で、明るく聞こえるか暗く聞こえるかが決まります。鍵盤図で3番目の印の位置を見比べてください。
調号の♯・♭の数からキーを知るには?
♯系は「いちばん右の♯の半音上」が長調の主音です。♭系は「右から2番目の♭」がそのまま長調の主音になります(♭1つのときはF)。ツールでキーを切り替えて調号を見ると、この対応を確かめられます。
同じ調号なのにキーが2つあるのはなぜですか?
長調と、その平行調にあたる短調が同じ調号を使うためです。たとえば調号なしはCメジャーとAマイナーの両方で、使う音はまったく同じ、どの音を中心に感じるかだけが違います。
スマートフォンでも使えますか?
使えます。インストールは不要で、ブラウザで開くだけです。鍵盤は横にスクロールでき、全画面表示にすると読みやすくなります。
画像として保存できますか?
できます。PNG画像として保存できるので、印刷してレッスンや練習に持ち込めます。
EMMU ピアノスケール鍵盤図ツール